1953-10-17 第16回国会 衆議院 農林委員会 第37号
実際問題といたしましては、浅く灌水いたしまして、太陽熱によるところの熱の捕獲量を多くする、従つて水温を上げる、あるいは植付を並木植えと申しまして、うね間の方を広げまして株間の方を詰めて、太陽光線を十分に吸収させるといつたようなこと、それから迂回水路を設けまして、たんぼに灌漑されるまでにできるだけ太陽熱を吸収するようにする方法、その場合にあぜ道に背の低い草ならいいですが、背の高い草をはやしてしまいますと
実際問題といたしましては、浅く灌水いたしまして、太陽熱によるところの熱の捕獲量を多くする、従つて水温を上げる、あるいは植付を並木植えと申しまして、うね間の方を広げまして株間の方を詰めて、太陽光線を十分に吸収させるといつたようなこと、それから迂回水路を設けまして、たんぼに灌漑されるまでにできるだけ太陽熱を吸収するようにする方法、その場合にあぜ道に背の低い草ならいいですが、背の高い草をはやしてしまいますと
十一月の中旬から十二月にかけて無風状態であつて、もやの連続発生、従つて水温も上昇した、加えるに水質が非常に悪くなつたために枯れて死んだものが非常に多い、こういうようなことなんです。
ここで客土によつて秋落ちを防止し、同時に非常に水が漏れておりますが、水漏れを止めることによつて水温を温める、両方やつたわけでございます。搬入客土の冷水のところを御覧頂きますと、増加生産量が一石二升、それから温水のほうでは一石一斗八升ということになつておる。これは実際に担いで客土した場合です。
その場合に河川法を管理されている方では、発電所を造る場合に、隧道水路によつて水温が低下すると、こういうことがはつきり分りますが、これを大きな実例を以てみますれば、例えば一万キロ以上の発電所を起す場合を考えてみるときに、河川の方では、その水温が低下するために施設をしなければならん。その経費を、その水を使う場合に條件をつけて許可されるかどうか。